
7月19日、札幌・北海きたえーるでG1 CLIMAX 35が開幕。Aブロック公式戦で上村優也とボルチン・オレッグが激突した。
YOSHI-HASHIが鷹木との40代対決制しG1白星発進!
昨年のG1 CLIMAXで上村とボルチンは対戦予定だったが、2024年8月10日の仙台大会にて上村が上腕三頭筋断裂(全治6ヶ月)の負傷を負い、ボルチンの不戦勝となっていた経緯がある。

G1 CLIMAXに2年連続2度目の出場となる上村は、公開会見で「今まで関わった人たち、子どもたち、そして世間に上村が最強ということを届けます」と優勝宣言。
一方、ボルチンは6月15日の大阪大会でKONOSUKE TAKESHITAを破りNEVER無差別級王座を戴冠。第48代王者として、ボルチンも2年連続2度目のG1 CLIMAX出場を果たした。
初シングルとなる両者の戦いはボルチンが序盤から力で圧倒。上村はエルボードロップからV1アームロック、そしてアームドラッグとボルチンの腕を集中的に攻めていく展開。

ボルチンは上村を持ち上げると、ボルチンシェイクからボルチンズリフト、そしてカミカゼの体勢に入る。しかし上村は着地するとドロップキックからバックドロップでボルチンの巨体を投げ捨てた。
再度、ボルチンはカミカゼを狙うが上村は着地して横入り式エビ固め、さらに十字固めはカウント2。ボルチンは上村をファイヤーマンズキャリーで担ぐが、これを逃れて上村がカンヌキスープレックスでボルチンから3カウントを奪取。上村優也がG1 CLIMAX初制覇に向けて初戦で2点を獲得した。
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