【DDTプロレス MAO】「DDT UNIVERSAL王座=MAO」として、ベルトの正解例を一つ提示したい(前編)

第12代DDT UNIVERSAL王者として世界中を駆け巡るThe37KAMIINA(サウナカミーナ)のMAO。昨年、海外遠征は5回。世界のプロレスシーンにおいて確固たる地位を築きつつある。そのMAOは、2月上旬ヨーロッパ遠征を敢行。DDT UNIVERSALベルトを持ち、海外に活動の幅を広げるMAOに話を聞いた。

2023.11.12両国国技館でマット・カルドナを破り、第12代DDT UNIVERSAL王者になったMAO

――以前のインタビューで「ベルトがあるかどうかで、海外での扱いが変わる」と話してくれました。昨年11月にマット・カルドナからDDT UNIVERSAL王座を奪取。今年2月、ヨーロッパ遠征。反応はいかがでしたか?

MAO:なによりも「日本人が来た」ではなく、「DDTのチャンピオンが来た」と迎えてくれます。まあ、思惑通りですね。ある意味、ヨシヒコがいてくれたことも大きい。

――ヨシヒコ選手は元NWA世界ヘビー級王者のリック・フレアーも認めています。海外での知名度は抜群ですよね。

MAO:以前は、そのヨシヒコがいる「DDTのレスラー」と認識してもらえたところもあった。

でもDDT UNIVERSALのベルトを持つことで、一目瞭然に「DDTの選手が来てくれた」と思ってもらえる。ベルトは一つの手段として「DDTプロレス」をさらに印象付けるメリットにもなります。

試合で「DDT UNIVERSALチャンピオン・MAO」とコールされると「DDTの王者が来た」と現地のお客さんは反応してくれます。

なんだかんだDDTのことは知っているので、僕には団体の象徴でもあるベルトが必要だったわけですよ。

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