
――2023年は5回、2024年はすでに1回海外遠征していますが、回数を重ねるたびに知名度は上がっていると感じていますか?
MAO:感じますね。昨年は1月にロサンゼルス、3月末〜4月がDDTハリウッド大会とAEW DARK、7月が西海岸から東海岸、8月がフィラデルフィア。そして11月DDT UNIVERSAL王座を戴冠し、12月にチャンピオンとしてハリウッドに行きましたね。
そして今年2月早々に、フランスとイギリスへヨーロッパツアー。行くたびに、お客さんの反応が良くなっています。
――今後の海外での目標を教えてください。
MAO:今のところ、特にゴールを決めていません。野望としては「俺の次に(DDT UNIVERSALベルトを)持った人が困るぐらいのことをしよう」と思っています。
「このDDT UNIVERSALはMAOのものだ」って言われるくらいインパクトを残したい。
年代にもよりますが、KO-D6人タッグ王座はチームドリフ(入江茂弘&石井慧介&高尾蒼馬)のイメージが強いとか、酒呑童子(KUDO&マサ高梨&坂口征夫)の印象が残っている、というファンの方がいます。
この選手たちはファンの記憶に残る試合や行動をした。言うなれば時代を築いた人たちです。
同じように「DDT UNIVERSAL=MAO」として、このベルトの正解例を一つ提示したいと考えています。「DDT UNIVERSALのチャンピオン像は、こうあるべき」というのを作りたいですよね。