――10.4新宿FACE大会でのKO-Dタッグ戦、挑戦表明してきたのがROMANCE DAWNの高尾蒼馬&翔太組ですが、この2人の印象を教えてください。
KANON:どちらかというと技巧家のイメージ。なんていうか…変にNo.2の位置で、裏でちょこちょこ動き回ったりするのが得意な印象があるな。
高尾に関しては、ここ最近DDTであまり見ない。ガンバレ☆プロレスに上がっているのかもしれないが、話題は勤務先の「プロレス&スポーツBarドロップキック」のことばかりで、「プロレスにあまり気持ち向いてないんじゃないかな」と、ちょっと感じる。
今回の挑戦も翔太が先導して、高尾はそんなに気乗りしてないんじゃないかって。
9.9大田区大会でROMANCE DAWNの2人が挑戦表明してきたときは、実績のあるチームだから初防衛戦の相手として「いいじゃん」と歓迎の気持ちだった。
俺はここで実績を残していかなきゃいけない。だからタッグチームとしてベルトをただ防衛するんじゃなくて、実績のあるチームから勝利することが立派なことだと思ったんだけど、大田区以降のあいつらの行動をみて「あ、こんなもんか」って。
タッグって2人だけど、結局翔太がメインなのかな。「俺たちの夢のために」って言っているけど、高尾の熱意が感じない。
多分、翔太にあてられて「ま、やりましょうか」みたいな感じのノリなんだろうな。SNSもドロップキックのことばかりでKO-Dタッグ王座挑戦のことは、ほとんど更新無し。
挑戦者が挑戦してタイトル戦を盛り上げられないなら、挑戦する必要がないと思う。チャンピオンの自分たちが盛り上げるのはおかしいだろ!
俺らが挑戦受けてあげているのに「おい挑戦者、どうした」みたいに盛り上げるのは違うと思う。だから向こうがどれだけ来るか、にかかっている。
それなのに高尾はタイトルに関心ない。関心がないからお客さんも「次のKO-Dタッグの挑戦者、誰なんだっけ?」って。
ようやく公開調印式があって「あ、 挑戦するんだ」ってお客さんも知る。
もし調印式しなかったら「4日に組まれたんだ。どういう経緯で?」みたいな感じになったと思う。
見ている人全員が全員、全ての経緯を見ているわけじゃない。やっぱり発信し続けないといけないと思う。
それを王者である自分らが言ってる時点で、挑戦者はもう負けてる。