【レック株式会社・永守貴樹】プロレスファンの裾野をもっと広げたい(後編)

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今後はレックのイベントとして独自色を出していきたい

――ホームセンタープロレスのお客さんの割合は、既存のプロレスファンが多いのでしょうか?それとも初めてプロレスを目にする人が多いのでしょうか?

永守:弊社は「ホームセンタープロレス」や「スーパーマーケットプロレス」、また最近ではオンラインで弊社の商品を購入いただいた方を対象にした「ネットショッピングプロレス」を開催していますが、お客様には毎回特徴があって、半分以上は初めてプロレスを観る方です。

ですからプロレスファンの裾野を広げる意味では非常に有効だと思います。

――レックさんのイベントは団体の垣根を越えて、各団体から選手が参戦するので誰と誰が戦うのか、それを考えるだけでもワクワクしますね。

永守:将来的にイベントの数が増えてくるので、今後は弊社が企画したイベントでしか観られないようなマッチメイクや独自の試合を開催したいと考えています。

永守 貴樹(ながもり たかき) 
1971年8月21日生まれ、京都府出身。関東学園大学 経済学部卒。学生時代は柔道でインターハイ出場。1995年に東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行。約12年間、アメリカやシンガポールなど海外勤務を経験。2012年にレック株式会社に入社し常務執行役員に。2013年6月代表取締役社長に就任。父はニデック株式会社(旧日本電産)創業者の永守重信会長。

取材・編集/大楽 聡詞 文/黒澤 浩美
写真提供/レック株式会社

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