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LLPWで社長就任

――遠藤選手は2007年8月に参議院議員になった神取さんの代わりに、代表に就任しました。

遠藤:私は社長の器じゃない。それまで1レスラーとしてプロレスに専念すれば良かったけど、会場のことやお金のことなど、それまで分からなかったことがたくさんあった。

それに社長になることで他のレスラーとの関係性に変化が出てきた。自分を追い込んでしまったんです。

それで「自分は何がしたいのか?」を改めて考えた時、単純に試合がしたかった。それで2009年5月に代表を辞任し、レスラーに専念しました。

桜花由美、Leonさんとの戦いは必然であり運命 (前編)

――よく「社長は孤独だ」という言葉を聞きますが…

遠藤:孤独でしたね。1つの興行が終わっても、また次の興行がある。「私は何のために、この世界に入ったんだろう」と。

社長業を経験し、色々なことを学びました。ただ私には向いてなかった。

WAVEの社長・桜花由美さんは、いつも笑顔で「おはようございます」と声をかけてくれる。私は社長の時に周囲の人たちに笑顔で声をかけることができなかった。桜花さんと私は覚悟が違うと思います。

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