【スケートボード 永原 悠路(ながはら ゆうろ)後編】使用済みのスケートボードを再利用しギターを作りたい。スケボーと音楽は親和性が高いから

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使い終えたスケートボードを再利用し楽器に、そして今後の目標

――「使い終えたボードの再利用を計画している」とのことですが、そのあたりを聞かせてください。スケートボード自体は年間どのくらい使うのですか?

永原:月2本くらいで、少なくても24本は年間で使っていますね。多い時だと月に3本変える時もあります。

――それは乗っているときに破損や、ボードが木でできているので削られて使用できなくなるケースが多いということですか?

永原:そうですね。角に当たったりするとデッキの端っこが欠けたり、割れやひびが入ってしまいます。そうすると調子が変わってしまう。テール(後ろ)が削れ過ぎると、感覚が変わってトリック(技)習得の妨げになってしまいます。

――使用するスケートボードに決まったルールはあるのでしょうか。大きさとか、規定はありますか?

永原:そういうのは無いです。そこまで細かく規定で決まっていません。

――交換した後の使用済みスケートボードを再利用するってことですが、具体的にはどのように再利用しようと考えていますか?

永原:スケートボードのデッキ(板)を使ってギター制作に再利用できないかと考えています。

――スケートボードがギターに生まれ変わるというのはとても良い案ですね。ギターを選んだのは音楽が好きだからですか?

永原:そうですね。競技中や練習中の音楽は欠かすことが出来ないもの。スケートボードなどの横乗り系スポーツと音楽は切っても切れない関係です。

――ある意味、苦楽を共にするパートナーですよね。毎日何時間もずっと一緒にいるので愛情も生まれますか?

永原:はい、やっぱりひとつひとつ愛情はあります。練習や大会で一喜一憂しながら一緒に頑張ってきたものなので、それを違った形で蘇らせてあげたい想いがあります。

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