

――宮崎さんにとってGAMIさんは大きい存在なのですね。続いて桜花選手の印象を教えて下さい。
宮崎:WAVEに出場するようになり、桜花は人が挨拶に来ると必ず笑顔で「おはようございます」と返します。
私も真似をしようとするけど挨拶した後、「あっ、笑顔じゃなかった」と(苦笑)。朝の挨拶は大切で、それをキチンと実践しているのが桜花。WAVEの「太陽」ですね。
それにGAMIさんと桜花の関係性は見ていて楽しいんです。噛み合っているようで噛み合ってない、噛み合ってないようで噛み合っている。
あの2人でWAVEはスタートしました。2007年に設立して今年で16年目。いい時期もあったし喧嘩もしただろうし。本当に不思議な2人ですね(笑)。
――野崎渚選手はいかがでしょうか?
宮崎:野崎はNEOに入門した15歳から知っています。彼女は私がなにをしてもついて来てくれる子。昔は少々頼りなくて心配していた時もあったけど、レジーナ王者になり良い意味で独り立ちしました。
私がWAVEで初めて獲得したタイトルはWAVE認定タッグ王座でした。パートナーの桜花が「ベルトが欲しい」と言ったので、「よし、一緒に頑張ろう」と第17代WAVE認定タッグ王者になりました。
その後、野崎とタッグを組みました。野崎は1度もベルトを巻いたことがないので「野崎にベルトを巻かせるために頑張ろう」と奮起し第21代WAVE認定タッグ王者に。
次にタッグを組んだのが広田。彼女は「タッグのベルトを2人の子供に1本ずつ巻かせたい」と。私は「わかった、子供たちに巻かせるために頑張ろう」と第23代WAVE認定タッグ王者になりました。