【ノア】YO-HEYデビュー16年、初のGHCジュニアヘビー級王座奪取!次期挑戦者に元パートナー・タダスケが…

王座戴冠のYO-HEY(左)を襲撃するタダスケ(右)

5月4日、両国国技館にて「プロレスリング・ノア 25周年記念大会 MEMORIAL VOYAGE」が開催され、GHCジュニアヘビー級選手権で王者Eitaに挑戦者YO-HEYが挑んだ一戦は、YO-HEYは激闘の末、悲願のシングル初戴冠を果たした。

Eitaは、1月1日の日本武道館大会でダガを破り王座奪還。その後、HAYATA、アレハンドロ、カイ・フジムラを相手に防衛を続けてきた。

一方、YO-HEYは4月14日の後楽園大会で行われた次期挑戦者決定戦で元パートナーのタダスケを撃破し、挑戦権を獲得。タダスケは現在、「TEAM 2000X」に加入し、“闇堕ち”した立場となり、両者の溝はさらに深まっていた。

試合は開始直後から場外乱闘へと発展。EitaのImperial Uno(殺人トラースキック)が炸裂し、YO-HEYは意識が遠のくほどのダメージを負う。約4分間、Eitaからの一方的な攻撃にさらされるも、YO-HEYはノータッチトペコンヒーロで場外ダイブを決め、流れを変える。

終盤、Eitaが渾身のトラウマ(ニー・アッパー)を放つも、YO-HEYは耐える。ドロップキック連発で反撃し、最後はバンブードラゴンフライから力強いエビ固めで3カウントを奪い、ジュニアの頂点に立った。

しかし、歓喜の瞬間も束の間、マイクを手にしたYO-HEYをタダスケが奇襲。祝福ムードをぶち壊し、一言も発せずリングを去る。

初のシングル王座戴冠に喜び噛み締めるYO-HEI

YO-HEYはバックステージで怒りをあらわに。「おーい!タダスケ、何しに来てん?このベルトが欲しいんやろ?いつでもどこでもかかってこいや!こんな記念すべきタイミングで最高の舞台を邪魔した罪は重いぞ」と挑戦を受けて立つ姿勢を見せた。

さらに、「ついにこの日が来たな。何回挑戦した?プロレス人生16年、いや、藤田洋平としての37年の人生の中で、一番でっかい宝物だ」と喜びを噛み締めた。

一方、敗れたEitaは「8年分、いや16年分か?YO-HEYの思い、伝わった。さあ、プロレスリング・ノア、Eitaはベルトを失った。煮るなり焼くなり好き勝手しろよ。ただ、Eitaの無駄遣いだけはすんな」と言い残しバックステージを後にした。

タダスケは「YO-HEY、お前はHAYATAを使って卑怯な手で俺から挑戦権を奪った。許さへんからな。お前のやること全部邪魔したるさかいの。止めて欲しかったら、そのベルトに挑戦させろ」と挑戦表明!

長くパートナーとして歩んできたタダスケが、YO-HEYの戴冠に対して祝福ではなく襲撃という形で介入したことで、両者の溝は決定的に。5月18日後楽園ホール、GHCジュニア王者YO-HEYとタダスケの因縁の戦いは、果たしてどちらに微笑むのか?

<インフォメーション>
5月9日はライトキューブ宇都宮、10日は横浜ラジアントホール、11日はころざわサクラタウンで、「SUNNY VOYAGE 2025」が開催。詳細はプロレスリング・ノア公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

記事/藤本桃子

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