【DDTプロレス 樋口和貞】秋山準との戦いはレスラーとして必要な試練だった(前編)

――KO-D無差別級王者として1ヶ月に1度タイトル戦が組まれ、その間にKO-Dタッグのタイトル戦。2週間に1度タイトルマッチを行う。タイトル戦の前は前哨戦で挑戦者とバチバチ戦うことを考えると身体を休める時間がないですよね。

樋口:たしかにすごかったですね(笑)。

――7.24後楽園で対戦したMAO・朱崇花組は飛び技を得意としたチーム、9.4名古屋の相手は吉村選手の所属していたDISASTER BOXのHARASHIMA・大鷲透組のベテランコンビ。10.12後楽園がヒールユニットDAMNATION T.Aの佐々木大輔・KANON組。個性的なチームばかりで戦術が変わってきますよね。

樋口:自分も吉村も身体はデカいけど、どのような戦いにも対応できる。飛び技主体のMAO・朱崇花組。ベテランでスイッチが入ると何をするか分からないHARASHIMAさんと大鷲さんコンビ。レフェリーの目を盗み試合に出場権利のないMJポーや藤田ミノルが反則を仕掛けてくる佐々木大輔・KANON組。それら全てに対応できたからこそKO-Dタッグ王座も獲得できたし防衛できましたね。

7.24後楽園 MAO・朱崇花組の持つKO-Dタッグに挑戦したハリマオ

――DDTは様々なキャラクターのレスラーが存在。体格によって階級も分けません。だからこそチャンピオンはどんな選手にも対応しなければいけませんね。

樋口:相手を突っぱねることも可能ですが、相手の土俵に乗ることも大事。対戦相手により多種多様な戦いがあります。
<後編に続く>

<インフォメーション>
1.29後楽園ホールで挑戦者・火野裕士を迎え撃つ王者・樋口和貞のKO-D無差別級タイトルマッチが行われます。昨年末の「D王GP」では30分時間切れドロー。いよいよ今回決着がつくのか!試合詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください
試合は動画配信サイトレッスルユニバースで配信されます

樋口和貞Twitter

取材・文・編集/大楽聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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