ヤクルト・石川雅規、今季限りでの現役引退決断(写真はイメージ)
ヤクルト一筋で歩んできた石川雅規投手(46)が、今季限りで現役を引退することが分かった。秋田商、青学大を経て2002年に自由獲得枠でヤクルトへ入団。身長167センチとプロ野球選手としては小柄ながら、巧みな投球術と代名詞のシンカーを武器に、ルーキーイヤーから12勝を挙げて新人王に輝いた。
08年には12勝、防御率2・68で最優秀防御率のタイトルを獲得。1年目から5年連続を含む11度の2桁勝利を記録し、長年にわたって先発陣を支え続けた。通算188勝は現役最多で、02年から続く24年連続勝利はプロ野球記録。投手として24年連続安打も達成し、神宮球場ではヤクルトの大先輩・松岡弘に並ぶ歴代最多の91勝を挙げた。
今季は故障に苦しみながらも、8月27日の巨人戦で一軍初登板。しかし、初回途中に左肩を痛めて降板した。目標としてきた通算200勝には届かなかったが、「勝てなかったら辞める」という覚悟を胸に、家族とも相談してユニホームを脱ぐ決断を下したという。
年齢や体格という壁を越え、四半世紀にわたり燕党を沸かせてきた背番号19。25年間で積み重ねた188勝と不屈の姿勢は、球団史に深く刻まれる。
記事/まるスポ編集部
