23年3月にデビュー、「戦うバービー人形」の異名を持つ”ChiChi”
■クラシックバレエの経験と男子レスラーによる指導
――柔道や格闘技などコンタクトスポーツの経験はあったのですか?
ChiChi:全くありませんでした。ずっとクラシックバレエしかやっていなかったので。
――クラシックバレエの経験は、プロレスに役立っていますか?
ChiChi:役立っています。デビューして1年目くらいまではバレエのレッスンにもたまに通っていたのですが、先生や周囲の方から「回転が早くなったね」「軸がしっかりしてきた」と言われました。
やはり回転する時の軸の取り方や体幹の部分には、プロレスのトレーニングがすごく生きているんだと実感しましたね。
――当初、指導を担当されたのが諏訪魔選手(188cm)や石川修司選手(196cm)といった大型の男性レスラー。その選手から指導を受けたことについて、振り返ってみていかがですか?
ChiChi:当時は夢中で分かりませんでしたが、今振り返るとすごく良かったと思っています。他の選手と同じことをしていても仕方がないですし、男子選手に教わる機会なんてめったにないじゃないですか。女子プロレスと男子プロレスでは、試合のスタイルや使う技も本当に違います。
でも、男子の技術やスタイルを私が取り入れて表現すると、観客の皆さんから「おっ」と驚いてもらえるんです。そういった独自の強みを持てたのは、諏訪魔さんや石川さんのおかげだ、と感謝しています。

――体格差のあるお二人からの指導は、恐怖心などを克服する上でも大きかったのではないですか?
ChiChi:あの大きな体格のお二人から教わっていたので、良い意味で“怖いもの”が少なくなりました。スターダムの女子レスラー・ボジラ(183cm.91kg)よりも大きい方々にバンバン投げられていましたからね(笑)。
