年俸4億7000万円で獲得しながら2試合で退団となったデュプランティエ(写真はイメージ)
DeNAは10日、ジョン・デュプランティエ投手がアメリカの病院で右肘内側側副靱帯再建術(インターナルブレース併用)を受け、無事に手術を終えたことを発表した。
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同時にウェーバー公示の手続きを行ったことも発表され、今季加入した右腕はわずか2試合の登板でチームを去ることとなった。
今季DeNAは右腕の獲得に大きな期待を寄せていた。
昨季は阪神で15試合に先発し、6勝3敗、防御率1.39を記録。リーグ屈指の安定感を誇り、日本シリーズでも先発するなど日本でもその実力は十分に証明されていた。
そのためオフには複数球団による争奪戦となり、DeNAが推定年俸4億7000万円の大型契約で獲得。東克樹らと先発ローテーションの柱として、大きな期待が寄せられていた。
しかしその期待とは裏腹に、新天地での日々は歯車がかみ合わなかった。
キャンプ前に新しく発行したパスポートが本人のもとへ届かず、来日が予定より遅れるアクシデントが発生。それでも調整を進め、開幕ローテーション入りを果たした。
3月31日の古巣・阪神戦でDeNAデビューを飾るも、5回2失点で敗戦投手に。続く4月7日の中日戦で巻き返しが期待されたが、今度はインフルエンザに感染し登板を回避することになる。
復帰登板となった4月16日のヤクルト戦でも4回2失点(自責1)でこちらも敗戦投手に。開幕2戦で0勝2敗という結果に終わると、その後は右肘の違和感が判明し戦列を離脱した。
リハビリを続けながら復帰を目指していたが、最終的には靱帯再建術という決断に至った。復帰まで1年以上を要するため、DeNAもウェーバー公示という解雇の判断を下した。
木村社長は「米国のドクターのセカンドオピニオンの結果、手術を推奨された。球団とドクターも含めて話し合って、手術するという決断になった」と明かした。
その上で「手術したことにともなって今シーズン中の競技復帰が現実的ではないという中で、1年契約だったので、その状況が変わらないということでウエーバー公示になりました」と退団に至った理由を説明した。
今季の成績は2試合で0勝2敗、防御率3.00。不運に実力を発揮する前に度重なるアクシデントに見舞われたシーズンでもあった。
昨年の阪神時代には日本野球への適応力と高い投球能力を示していただけに、本人にとっても球団にとっても悔いの残る結末と言えるだろう。
昨季2位から28年ぶりのリーグ優勝を目指すDeNAにとって、実績ある助っ人外国人右腕が機能しなかった影響もあってか、借金12・最下位中日とは2.5ゲーム差と低迷している。
オースティン・コックスも6月で退団するなど相次いで助っ人が構想から外れることとなり、まだ苦戦は続きそうだ。
記事/まるスポ編集部
