プロのリフティングパフォーマーであったWasse(早稲昭範)は2017年にテックボールと出会い、その可能性を確信して日本での挑戦を決意する(写真/本人提供)
◼️各界の「天才」をリクルートする――足技の異種格闘技戦
――早稲さんは現在、普及のために他の競技からもトップ選手をリクルートされているそうですね。
早稲:テックボールのレベルを底上げするために、各業界の天才たちをリクルートしています。
サッカー元日本代表の柿谷曜一朗選手を筆頭にセパタクローの元日本代表選手、ヘディング×卓球の競技「ヘディス」の日本王者、フットバレーの元日本代表、ビーチサッカーの年間MVP選手、アンプティサッカーの現役日本代表など…
柿谷選手は自ら「本気でテックボールの世界で戦いたい」と、プレイングアンバサダーに就任してくれました。サッカー界で“ジーニアス”と呼ばれた彼の参戦は、日本のテックボール界に計り知れない刺激を与えています。

――柿谷選手が参戦しているとは、ファンにはたまらない情報ですね。
早稲:サッカー界には天才と呼ばれる選手が何人かいますが、もし日本で「テクニシャンは誰か?」と質問すれば、小野伸二さんや乾貴士さん、そして柿谷曜一朗さんの名前が必ず挙げられるはず。
テックボールは、まさにそのレベルの技術が求められる世界なんです。
事実、そうした日本代表経験者たちと実際に盤(ボード)を挟んで戦っている状況ですが、中でも柿谷選手は、自ら「本気でこの世界で戦いたい」と、プレイングアンバサダーに就任してくれました。
――まさに「足技のプロ」が集結している。
早稲:そうです。マイナースポーツで競技人口こそまだ多くはありませんが、日本代表の座を争っているのは、各業界で日本一を獲ってきた精鋭たちばかりです。
いわば「サッカー系競技の異種格闘技大会」のような状況になっています。
