――3年越しの雪辱を果たす戦いになりますね。

高梨:形的にはそうなります。怪我で欠場している時も佐々木は「タイトル戦は高梨だ」と自分の名前を呼び、リング上で松葉杖を蹴飛ばされこともある。僕の壁であり、いろいろと縁のある相手だと思っています。でもここで区切りをつけて、その壁を越えないと自分が思う世界を作れない。自主興行をして自分の場所を作った。でもDDTという枠の中で何かしたい場合、勝負に勝たなければできない。

佐々木は勝負所で強い選手です。負けることはあっても相対的に勝っている。DDTの中に佐々木の色がある。その色を塗り替えるつもりはないけど、別の色を作っていきたいですね。欠場中、DDTを外から見てDDTの舵を切って新しい何かを作っていく意識はなかったけど、12.5後楽園でクリスに「次の挑戦者はマサ・タカナシ。マサ頑張ってください」と言われて、もう1度やらなければいけないと思った。もしやらなければ3年前のタイトルマッチと同じになってしまう。3年前、佐々木とのKO-D無差別級タイトルマッチで負けた後、DDTの中で自分の思ったものが作れなくなった。だから同じことは繰り返さないようにしようと思っています。

――DDT UNIVERSALのベルトを獲得した先は想像していますか?

高梨:考えますね。DDTにはKO-D無差別級王座やDDT EXTREME王座、O-40王座等、シングルのベルトがあります。その中でDDT UNIVERSAL王座は世界に向けた意味合いを持っているベルト。ただコロナ禍になり海外に行くことも難しいし、海外からレスラーを招聘することも難しい。ただ別の視点で見るとDDT UNIVERSAL王座は国内でDDT以外に持ち出すべきベルトだと思っています。国内なら自分が一番外に持ち出せる選手だと思うし様々な選手と戦えるはず。それにDDTにかつて所属していた選手がフリーや様々な団体で活動しています。そういった選手たちと外でタイトルマッチをするのも面白いと思います。

またWRESTLE UNIVERSEは海外に配信しています。僕が携わっている我闘雲舞が運営している配信専用のチョコプロも海外の視聴者が多いんです。YouTubeなので世界中で見てもらっている。その人たちにも「DDT UNIVERSALというベルトがあり、DDTという団体がある」と知ってもらう良いプロモーションになると思います。ですからDDT UNIVERSALのベルトは是が非でも欲しいですね。

――高梨選手は、様々な国で試合をしています。DDT UNIVERSALのベルトを持ち、改めて過去試合をした国でタイトル戦を行うことも可能ですよね。それでは最後にファンの方にメッセージをお願いします。

高梨:これから先自分が作っていくプロレスは、僕以外のDDTの選手では作れないものだと思っています。DDTの選手を揶揄するものではなく、一年半休んだからこそできることもある。この欠場した期間をプラスに変えられるのは自分だと思っています。そのためにはDDT UNIVERSALのベルトが必要です。だからベルトを獲得しその先を作っていく姿を見て欲しいと思います。

<おわり>

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<インフォメーション>
12.26東京・国立代々木競技場 第二体育館「NEVER MIND 2021 in Yoyogi」にて高梨将弘選手が佐々木大輔選手の持つDDT UNIVERSAL王座に挑戦します。

タイトルを賭けた2人の戦いが行われるのは2018年11月に後楽園ホールで行われたKO-D無差別級王座戦以来、3年ぶり。その時敗れている高梨選手は雪辱を果たせるか!詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください

また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで生配信されます

高梨将弘Twitter
DDTプロレスリング Twitter

取材・文/大楽 聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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