3.22後楽園、旗揚げ29周年記念大会でKO-D無差別級王座に挑むKANON
王者・上野勇希の分析と「攻略へのシンプル回答」
――王者・上野選手を客観的にどう分析していますか?
KANON:非常にバランスが良いチャンピオンですよね。筋力、運動神経、ルックス、そして会場の空気を持っていく雰囲気。すべてにおいてトータルスコアが高い。これまでの王者は樋口(和貞)さんや火野(裕士)さんのような圧倒的なパワーや、クリス(ブルックス)や青木(真也)さんのようなテクニカルさ、平田(一喜)さんのような突出した個性を持つタイプがいたなかで、上野さんは全ての要素でお互いをカバーしてたたかってくる。非常に手強い相手です。

――王者をどう攻略しようと考えていますか。
KANON:実は、僕にできることなんてそんなに多くないんですよ。プロレスラーである以上、リング上でやることは「自分の技を出し、相手の技を受け切る」ことだけ。僕の強みは、上野さんの技を受けまくって、全部返して、その上で自分の技を叩き込む。これに尽きます。戦略はシンプルであればあるほどいいと思っています。
“いつでもどこでも挑戦権”獲得のKANON「シングル王座を強奪しTAKAみちのくを逆指名だ」(24年8月 インタビュー)
――KO-Dタッグ王座の防衛戦は、全てKANON選手が試合を決めています。
KANON:それに関しては、パートナーのMAOちゃんが大事な局面を僕に任せてくれているおかげです。「最後はお前に任せた」と言われて決め切る力は、この1年…特にS.L.Cを結成してから磨いてきました。新しい技を開発したり、進化して威力が増した技もあります。MAOちゃんに、そこまでの道を作ってもらったと思っています。
