【DDTプロレス 上野勇希】お互いぶつけ合えるのを彼(竹下幸之介)は待っていてくれたと思います(後編)

――そして12.5後楽園で優勝決定戦、竹下幸之介選手と戦います。プロレスを始めるキッカケになった竹下選手の対角線に立ちます。

上野:リーグ戦が始まってから「The 37KAMIINAで優勝決定戦を争いたい」という思いがありました。実際、たけちゃんと優勝決定戦を戦えることはThe 37KAMIINAとして嬉しいし、言ったことが形になり喜ばしいことです。

【DDT 竹下幸之介】4人の戦いなら現在進行形のプロレスが魅せられる!

――同じユニット同士で戦うことにやりづらさは感じますか?

上野:全く感じません(笑)。秋山さんもSNSで呟いてくれましたけど、何がやりづらいのか分からないんですよね。戦う上で相手に遠慮することなんかないというか。

――今年1年、上野選手を拝見しDDT UNIVERSAL王者としての戦いやNOAHとの対抗戦等を通してレスラーとしての成長を感じました。同じように竹下選手もAEWへの遠征やKO-D無差別級王座5度目の戴冠で力を付けています。その成長をぶつけ合える仲間がいるのは素晴らしいですよね。

上野:もっと言うと、ぶつけ合えるようにならなければいけないのが僕だった。実力もキャリアも(竹下選手と)同じステージに上がれていなかった。それが今回Aブロック・Bブロックの戦いを勝ち進んで優勝決定戦という舞台、肩を並べて同じ立場で向かい合える。これまで僕はぶつけていたけど彼は受け止めることが多かった。でも今度は僕も受け止めるし彼も受け止める、僕もぶつけるし彼もぶつける。それが12月5日の優勝決定戦だと思っています。今までお互いぶつけ合えるのを彼は待っていてくれたと思います。

――最後に優勝決定戦を楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします。

上野:Aブロック公式戦は「優勝するための通過点」というには程遠い大変な試合ばかりでした。そのAブロックを這い上がり、同級生で現在DDTの最高の称号KO-D無差別級チャンピオンの竹下幸之介というレスラーと戦えるのが楽しみです。この戦いを僕自身最高に楽しみたいと思いますので、皆さんも楽しんで観てください!

<終わり>

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<インフォメーション>
12.5後楽園ホールでDDT最強決定戦「D王 GRAND PRIX 2021 Ⅱ the FINAL」にて上野勇希選手と竹下幸之介選手の優勝決定戦が行われます。

熾烈なAブロックを勝ち上がり竹下選手の前に立つ上野選手。2021年 最強の称号を手にするのは果たしてどっちか!詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください

また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで生配信されます

上野勇希Twitter
上野勇希 Instagram

取材・文/北野ジン
編集/大楽 聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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