P.UNITED(ピー・ユナイテッド)のプロジェクトマネージャー野口尚伸氏
■メディアも注目。結束が生む「発信力」の強化
――今後の展望について、どのようにお考えでしょうか。
野口:『健常者と障がい者がごく当たり前に共に過ごせる社会作り』というP.UNITEDの共通の目的に対し、達成したいことが2つあります。1つは認知の向上です。
例えば1つの競技団体だけでメディアに取材をお願いしても、なかなか難しいのが現実です。
しかし、8団体が結束して活動することで、メディアの方々にも興味を持っていただけるようになりました。今回テレビを始め、多くのメディアが取材に来てくれましたが、単独団体ではあり得ないことです。
――結束することでメディアへの露出も増え、認知が広がるという好循環ですね。
野口:そしてもう1つは、その認知を「協賛金」という形でのサポートに繋げていくことです。今、多くの団体は国からの助成金で強化費を賄っていますが、それだけでは十分ではありません。
企業様からの支援を得られる仕組みを作り、選手たちがより競技に専念できる環境を整えていきたい。そのために、将来的には一般社団法人のような確固たる組織へと進化させたいという、個人的な夢もあります。
何よりも大切なのは、この活動を「長続きさせること」だと思っています。今日のように、皆さんに直接競技に触れていただく機会を絶やさないこと。そのために、バラバラの個性をどう集約し、より大きな力に変えていくか。これからも知恵を絞って取り組んでいきたいです。
編集/まるスポ編集部
