前田健太投手がNPB復帰の意向を自らのSNSで表明した(写真はイメージ)
メジャーから日本の在籍球団へと復帰した主な選手
黒田博樹(2015:広島)
ドジャース、ヤンキースと5年連続2桁勝利を挙げ、14年オフにFAとなった際には年俸20億を超えるともされた条件を蹴り、広島へと復帰を決めた。
広島への愛着から“男気”とも称され、マウンドでもその実力を発揮。2年間でいずれも2桁勝利、16年には200勝そして25年ぶりのリーグ優勝を置き土産にユニフォームを脱いだ。
和田毅(2016:ソフトバンク)
オリオールズに移籍した1年目にトミー・ジョン手術を受け、同球団ではメジャーでの登板を果たせずカブスへと移籍。
しかし、術後の影響もあったからか本来の力は発揮できず2年間で21試合の登板で4勝に終わり自由契約となったことから15年オフにソフトバンクへと復帰。
復帰初年度の16年に15勝で最多勝に輝いた。晩年は故障との戦いながらの登板が続く中、要所で活躍を見せるも昨年11月に引退表明。惜しまれつつマウンドを去った。
青木宣親(2018:ヤクルト)
挑戦時のポスティングでは異例の落札後にテスト入団という“屈辱”もありながら、ブルワーズでの1年目にレギュラーを獲得。以降メジャーでは7球団を渡り歩き、ロイヤルズ時代の14年にはワールドシリーズも経験した。
18年の2月にヤクルトへ復帰すると、初年度に.327をマークするなどすぐに主力としての働きを見せた。21年以降徐々に下降線をたどるも同年には初の日本一に輝き、石川雅規とともに涙を見せる一幕も。
そして、日米通算2730安打という輝かしい成績を残し、昨季バットを置いた。
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