吏南と比べられる日々。「だったら私は別の道で…」――プロレスを辞める決意の裏にあった、妹としての葛藤
――現在はユニット抗争も激しくなっています。どのように存在感を発揮していきたいですか?
妃南:最近はフューチャーを持っていて、一人で戦うことが多かったんですが、これから本当にユニットというものも意識したいです。以前所属していた「Queen’s Quest(QQ)」がメンバー含めメチャクチャ好きなユニットでしたが、私個人として何一つ結果を残せなかったんですよ。
――加入したのは2019年4月のドラフト会議、中学生の時ですね。
妃南:ユニットの解散や上谷(沙弥)が1人でQQを背負って戦っている時も、「自分がどうこう言える立場じゃない」と思っていたし、何も役に立ててなかった。
だから、今度こそはGod’s Eyeではユニットのために活躍できる選手になりたいと思っています。朱里選手の頼りになりたいし、1人だけじゃなくてユニットとしても貢献できる選手になりたいです。
現在、“H.A.T.E.”vs“他のユニット”と見えていると思うんですけど、どのユニットも対角(敵)だと思っています。STARS、コズエン(COSMIC ANGELS)、NEO GENESIS、どのユニットにも負けたくない。
今はユニットの枠を超えて「vs H.A.T.E.」で組まれるけど、正直納得していません。私は“God’s Eye”として、他のユニットと戦っていきたいし、“God’s Eye”としてもっと上にいきたいです。
<インフォメーション>
11月7日後楽園から「第15回 ゴッデス・オブ・スターダム ~タッグリーグ〜」が開幕。妃南は八神蘭奈とタッグを結成。30日浜松大会〜優勝決定戦〜まで各地で激闘が繰り広げられます。詳細はスターダム公式ウェブサイトをご覧ください。
