9.28後楽園でKO-D無差別級王座に初挑戦した須見和馬
9月28日、後楽園大会。“いつでもどこでも挑戦権”を行使しDDTの最高峰ベルトであるKO-D無差別級王座への初挑戦を果たした須見和馬。選手層が厚いDDTの若手世代“D GENERATIONS”の中で一気に存在感を増した戦いだった。KO-D無差別戦で初披露した大技「リバース450°スプラッシュ」の秘話や、同期・同世代の選手たちとの競争、そして今後の目標について、須見が胸の内を語った。(取材・文/大楽聡詞)
KO-D無差別級王座への挑戦を振り返って
――9.28後楽園で“いつどこ挑戦権”を行使し、上野勇希選手のKO-D無差別級王座に挑戦しましたね。
須見:正直、セコンドで見ている時も「レベルが高い」とは思っていたのですが、実際に挑戦してみて、改めてすごいなと実感しました。
僕自身、“いつでもチャンスが掴めるように”と練習を重ねてきて、あの試合ではチャンスだと思って、今持っている練習の成果を全て出しました。ですが、やはり届かなかった。改めて、KO-D無差別級王座は最高峰のベルトだと実感しました。
――初披露の“リバース450°スプラッシュ”など、「須見和馬ってこんなにすごいんだ」と改めて感じたプロレスファンも多いと思います。
須見:そう思っていただけたら嬉しいです。

