空間エンタメを手掛けるGraffity株式会社は、日本たばこ産業株式会社(JT)と共同で、Apple Vision Proを活用した革新的なバレーボール観戦コンテンツ『Immersive Viewing(イマーシブ・ビューイング)』を発表。JTが運営するバレーボールチーム『広島サンダーズ』の試合会場で展開され、ファンに未だかつてない没入感のあるスポーツ体験を提供する。

立体映像でコート上の迫力を体感
コンテンツの核となるテーマは、その名も「夢の対決 山本選手 VS 山本選手」。広島サンダーズ所属の山本選手のプレーをボリュメトリックビデオ技術で立体的に再現したものだ。
同一選手同士がバーチャル空間で対戦するという、現実世界では実現不可能な夢の一戦。この斬新なアイデアを通じ、既存ファンはもちろん新規層に対してもバレーボールの奥深い魅力を発信する狙いだ。
Apple Vision Proを装着することで、ユーザーはまるでコートに立っているかのような臨場感で、山本選手のアタック、レシーブ、トスなどのプレーを空間映像として体感可能に。従来の映像では得られない、新次元の没入感を実現する。
試合会場の特設ブースで無料提供
『Immersive Viewing(イマーシブ・ビューイング)』は、11月の対象試合日(11月8日・9日、15日・16日など)に、広島サンダーズの各試合会場内特設ブースにて展開。開催地はエフピコアリーナふくやまや広島サンプラザホールなどとなる。
入場チケット保持者限定で、参加費用は無料。先端デバイスであるApple Vision Proの使用体験も含め、来場者への特別な付加価値提供となるだろう。
JTとGraffityは、今後もこの取り組みを継続し先端テクノロジーを活用した新しいファン体験を共創していく方針だ。今回の『Immersive Viewing』は、スポーツ観戦の持つ価値をデジタルによって拡張する重要な一歩であり、今後のスポーツエンターテイメントの進化に大きな期待が寄せられる。
記事/まるスポ編集部
