サッカー日本代表で活躍する遠藤航選手が発起人を務める一般社団法人SEKAI NI WATARUは、親子向け留学支援プロジェクト『SEKAI NI WATARU PROJECT』の記念すべき第一期生6名を決定した。
サッカーなどの競技分野に限らず、様々な分野での「一芸」を志す7歳から12歳の子どもとその保護者を対象とした無償の奨学金プログラムだ。

世界で渡り合える人材の育成
サッカー選手として世界で活躍する遠藤航選手が今年6月に立ち上げた『SEKAI NI WATARU PROJECT』は、遠藤選手が大切にしている考え方「自考流(じこうりゅう)」を最大の目標に掲げている。
これは、次世代を担う子どもたちがグローバルな舞台で活躍するために自ら深く考え抜き、自分にとっての最適解を見つけ出す力を育むという考え方だ。
プロジェクトは、音楽・美術・勉学など、サッカーやスポーツに限らず世界で挑戦したいと考える親子に、最適な準備と環境を提供する。
セレクションを経て選ばれた親子に約1年間の育成と最低数週間の海外単身留学という成長機会を提供。この準備期間を設けることで、世界で活躍するための確かな力をじっくり身につけ、留学に行った時に最大限の力を発揮できるよう心と技術の両面からサポートしていくという。

無償の奨学金と手厚いサポート
第一期生は、全国から寄せられた120人の応募の中から厳正な書類選考と面接を経て男女6人が選抜された。
遠藤選手のコンディショニングディレクターなど専門家が講師陣として参加し、専門的な指導を実施。子どもだけでなく、子どもの目標達成を支える保護者への指導も行う包括的な支援体制である。
被災地域や経済的に困難な家庭など、厳しい環境下にある子どもたちを積極的に支援する点も特徴だ。遠藤選手が持つ知識や経験を活かし、一人ひとりの状況に合わせた手厚いサポートが受けられると期待されている。
記事/まるスポ編集部
