いよいよ始まったプロ野球の日本シリーズ。ソフトバンクと阪神の頂上決戦は1勝1敗のタイで終え、1日置いて甲子園へと舞台を移す。
【追憶の2024】26年ぶりの歓喜、DeNAベイスターズが成就した「史上最大の下剋上」
第1・2戦の舞台となったみずほPayPayドーム福岡でも、熱狂的な阪神ファンが多く詰めかけた。
レフトスタンド全体から三塁側内野スタンドを回り、さらにはバックネット裏まで多くの阪神ファンが埋め尽していた。
阪神のチャンス時では地鳴りのような声援が送られ、7回表の攻撃前には黄色いジェット風船も多く舞い上がった。
その光景に「ビジターなのに阪神の応援が凄すぎて解説の声がかき消される」「甲子園かと思った」などと、その熱量にSNSも「阪神ファン」がトレンド入りしていた。
他にも、「ソフトバンクは相手をリスペクトしている」「両チームの声援がお互いに届いてて、これぞ頂上決戦の雰囲気」といったビジターチームのファンが多くいたことについても触れられていた。
これは、クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージでDeNAがレフトスタンドを全てを「ホーム外野指定席」に設定し、ビジター応援席をレフト後方のウィング席へ移設した件と比較してのこと。
これにはベイスターズファンからも反対意見が多く寄せられており、ファーストステージ突破時には南場智子オーナーのSNSにも意見されるほどだった。
シリーズは第3戦から甲子園で再開する。2003年には当時ダイエーだったホークス相手に甲子園で3連勝を後押しをした虎党は、2年ぶり日本一の大きな“戦力”として熱狂ぶりをさらに発揮する。
