東京女子プロレスが10月26日、東京・両国KFCホールで「TJPW Autumn Victory in RYOGOKU」を開催した。11・9後楽園ホールでプリンセスタッグ王座(王者組=上福ゆき&上原わかな《Over Eats》)に挑むHIMAWARI、鈴木志乃が前哨戦で王者組から勝利を挙げ、タイトル戦に向け好発進した。

この日、HIMAWARI&鈴木は風城ハルを加えたトリオで出陣し、上福&上原&キラ・サマーと6人タッグマッチで激突。上福がドロックキック、卍固めでHIMAWARIを攻め立てれば、HIMAWARIはお姫様落としで反撃。鈴木は上福にエルボー連打を叩き込んでいった。上原が鈴木にドロップキックからバナナピローもカット。オーバーイーツは鈴木に合体式フラップジャック。鈴木は上原をベリー・トゥ・ベリーで投げ捨てた。キラがHIMAWARIにバックドロップから逆エビ固めで絞り上げるもカット。上福が逆フェイマサーで風城を排除すると、HIMAWARIがキラをサン・フラワーテンペストで3カウントを奪取した。

マイクを持ったHIMAWARIが「今日(中国から)帰ってきたら、この前哨戦で勝って。このまま勝って勝って、ベルトまで獲ろうじゃないの!」と言えば、鈴木も「獲る!今日勝てて、挑戦(表明)したあの日から、ますます私は獲れるって確信になってる。絶対に獲ろう!」とベルト獲り宣言。最後は新チーム名の「Bumping gRittes(バンピング・グリッターズ)!」と叫んで、大会を締めくくった。
バックステージでも鈴木が「HIMAWARIさん帰ってきて、一緒に戦えて勝つことができたので。これはベルト、絶対獲れると思った。この勢いは後楽園ホールまで絶やさず、もっと勢い加速して頑張りたいと思います」と言うなど舌も滑らか。チーム名はHIMAWARIによると“正面衝突する輝く小石たち”との意で、「私たちは小石から正面衝突して輝いてみせます!」と目を輝かせた。王者組について、HIMAWARIは「相手にされてる?悔しいです。アイツらって感じだったので。あともう一戦(前哨戦が)できるのかな?できるんだったら、オーバーイーツに私たちを意識させられるように頑張りたい」と力を込めた。

一方、上福は「あの2人のタッグ名、ザコ・ロン毛ーズだったかなって思うんだけど。なんか調子に乗られて、試合負けたら負のオーラが強くなった気がする」、上原は「私は純粋に3人相手が同期だったので、めっちゃ悔しいので。(また)前哨戦あるか分かんないんですけど、次戦った時はぶっ潰します」とコメントした。
記事/まるスポ編集部
写真提供/東京女子プロレス
