
6日、新日本プロレス・後楽園ホール大会にて、10・13両国でのIWGPタッグ王座戦を前に、王者Yuto-Iceと上村優也が前哨戦で激突した。
上村優也ブチギレ!IWGPタッグ王座戦前にYuto-Iceと制止不能の乱闘!
Yuto-Iceにとって上村は、4年前のデビュー戦で左ヒジ負傷し、わずか52秒で敗れた因縁の相手。そのリベンジを胸に、ベルトを肩にかけて入場した。

ゴングと同時にフロントキック。Iceは打撃の猛攻で主導権を握ると、場外で上村をねじ伏せ、本部席のテーブルを投げつける暴挙に出る。さらにエプロンにテーブルを立てかけ、固定した上村にニーを突き刺すと、衝撃でテーブルが割れ、会場の空気が一変した。
リングに戻ると、Iceは上村の頭部を踏みつけ「終わりか!」と挑発。上村もカウンターのエルボーからフライングフォーアーム、バックドロップで反撃し、意地を見せる。
終盤、上村が腕ひしぎ逆十字から腕固めを決め、Iceは「折ってみろ!」と叫びながら耐えたものの、最後は怒りを爆発させた上村のカンヌキスープレックスからアームロックに捕らえられ、無念のギブアップとなった。

試合後、上村は「やっと今日、“Yuto-Ice”っていうレスラーが僕の中で刻まれた。アイツはもう中島じゃない。ただ、わかっただろう?差があんだ」と痛烈コメント。
一方、Iceは「負けたヤツが何言ってもクソだ」と悔しさをにじませつつも、「チャンピオンシップは、俺とOSKARがテメーらの首を獲る!」と意気込んだ。
両国国技館で迎える本番、勝利の女神はどちらに微笑むのか注目だ。
記事/ミライカ
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