◇明治安田J2リーグ第29節 ベガルタ仙台1-1水戸ホーリーホック(2025年9月13日 ユアテックスタジアム仙台)
明治安田J2リーグ第29節が9月13日に行われ、ベガルタ仙台はホームで首位の水戸ホーリーホックと対戦し、1-1で引き分けに終わった。両チームにとって悔しい結果であった。
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試合は序盤から激しい中盤でのボールの奪い合いが続いた。均衡が破れたのは17分。水戸のFW齋藤俊輔が相手DFに囲まれながらも、右足でゴールをこじ開け、水戸が先制点を奪った。対する仙台も再三チャンスを迎えたが、水戸の堅い守備を崩せず、得点には至らないまま前半を終えた。
後半に入ると、ホームの仙台がさらに水戸ゴールへと襲いかかった。GK西川を中心とした堅固な守備をなかなか崩せなかったが、73分に試合が動く。途中出場のMF郷家が右サイドから上げたクロスに、DF菅田真啓がヘディングで合わせ、見事にゴールを決めて同点に追いついた。
その後も、仙台が分厚い攻撃を仕掛ける一方、水戸も堅い守備から鋭いカウンターを繰り出した。試合終了間際、アディショナルタイムの91分には、仙台がFKからゴール前に上がったボールを途中出場のFW宮崎が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。しかし、惜しくもオフサイドの判定となり、幻のゴールとなった。
結局、お互いに勝ち越し点を奪えないまま試合は終了した。首位の水戸は先制しながらも勝ち点を積み上げることができず、一方の仙台も、勝利を目前としながら幻のゴールで勝ち点3を逃すという、お互いに厳しい結果となった。
記事/まるスポ編集部
