
「感謝の気持ちを忘れずに」子どもたちへ熱いエール
クロージングでは、松坂氏から子どもたちに熱いメッセージが送られた。「野球ができる環境は決して当たり前ではありません。多くの人のサポートがあってこそ成り立っています。だからこそ、恥ずかしくても『ありがとう』という言葉をしっかり伝えてほしい。その気持ちがあれば、これから先の人生でどんな困難に出会っても、頑張って乗り越えられるものを必ず見つけられるはずです」と語りかけた。
最後に、ソニー生命の新スローガン「生きがいを、愛そう。」にちなんで、松坂氏にとっての「生きがい」を尋ねられると、「野球ですね、やはり」と即答。「これまで野球に育ててもらったという思いを、次の世代に感謝の気持ちとして伝えていきたい」と語り、イベントを締めくくった。

松坂大輔(まつざか だいすけ)1980年9月13日生まれ。東京都出身。横浜高校野球部エースとして春夏の甲子園を連覇。ドラフト1位で西武ライオンズ入団後、メジャーリーグのボストン・レッドソックス、クリーブランド・インディアンス、ニューヨーク・メッツで活躍。2014年には福岡ソフトバンクホークスへ入団、中日ドラゴンス、西武ライオンズにて活動後、2021年に現役を引退。現在は野球解説者、野球評論家、スポーツキャスターとして活躍中。
石狩レッドフェニックス 2020年5月8日に設立された、北海道・石狩市を拠点とする独立リーグ球団です。北海道フロンティアリーグ(HFL)に所属し、「石狩から、新たな野球の歴史がはじまる」というキャッチフレーズのもと、活動を展開。プロ野球選手の輩出だけでなく、若手人材の力を活かした地域の活性化や、相乗効果の創出を目指している。
記事/まるスポ編集部
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