元メジャーリーガー松坂大輔が野球教室で子供たちに伝えた感謝の心と熱いメッセージ!

8月30日、北海道で松坂大輔氏が特別講師を務める野球教室「松坂大輔 Baseball Academy ~生きがいを、愛そう。~presented by ソニー生命」が開催された

元メジャーリーガーの松坂大輔氏が特別講師を務める野球教室「松坂大輔 Baseball Academy ~生きがいを、愛そう。~presented by ソニー生命」が、8月30日に北海道で開催された。今年度2回目の開催となる今回の野球教室には、3チームから30名の少年野球選手が参加。北海道フロンティアリーグ所属の「石狩レッドフェニックス」の選手たちも講師として加わり、松坂氏とともに熱心な指導を行われた。

「大人になっても基礎を大事に」松坂氏が熱血指導

グラウンドに松坂氏の姿が現れると、子どもたちからは大きな拍手と「よろしくお願いします!」という元気な声が上がった。野球教室の冒頭、松坂氏は「プロ野球選手を目指す上でも、小さい頃から基礎練習を大事にする気持ちを忘れないでほしい」と子どもたちを激励。参加した選手たちは、憧れのスターを前に真剣な表情で耳を傾けた。

実技指導では、キャッチボールからスタート。松坂氏は「軸足でバランスよく立つことを意識して」と、基本の投げ方を丁寧にレクチャー。最初は緊張していた子どもたちも、徐々に表情が和らぎ、「声出していこう!」とチームメイトを鼓舞する声が響き渡った。

松坂氏はピッチング指導だけでなくバッティング指導も行った

「甲子園でホームランを打ったこともあるんだよ!」 驚きの告白も

ピッチング指導では、松坂氏が自身の経験を交えながら、バッターに対して胸を開かないフォームの重要性を説いた。「まずは基本のステップを大切に練習して、自分なりのフォームを見つけていってほしい」とアドバイス。また、バッティング指導では、横浜高校時代に甲子園でホームランを打ったエピソードも披露。「鹿児島実業の杉内俊哉選手からもホームランを打ったことがあるんだよ!」とお茶目に語り、会場を笑いに包まれた。

苦手な選手は「しぶとい右打者」 少年時代は「キャッチボールで変化球を覚えた」

野球教室後には、子どもたちや保護者からの質問に答えるトークショーが行われた。「変化球を覚えるには?」という質問に、松坂氏は「僕は全部キャッチボールで覚えました」と明かした。まずはマウンドを使わずキャッチボールで投げ、コントロールできるようになったらブルペンで試すという、少年時代から行っていた練習法を伝授。

現役時代に苦手だった選手について聞かれると、「ホームランバッターは比較的得意だった」と意外な回答。その一方で、粘り強くファウルで食らいついてくるタイプの中距離バッターには苦戦したと振り返り、「日本ではオリックスの谷さんやロッテの福浦さん、メジャーではヤンキースのデレク・ジーターや、マイケル・ヤングが厄介な存在でした」と、日米の強打者との対戦を振り返った。

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