
新日本プロレスは25日、次期シリーズの追加対戦カードを発表した。
9月28日の神戸大会ではIWGP世界ヘビー級選手権として、王者ザック·セイバーJr.に成田蓮が挑戦することが決定。さらに10月13日、東京·両国国技館で開催される『KING OF PRO-WRESTLING 2025』では、“ザック·セイバーJr. vs 成田蓮”の勝者にG1覇者·KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)が挑戦することも発表された。
今年のG1決勝でEVILを破り、2度目の出場で初優勝を飾ったTAKESHITA。優勝翌日の会見では「年内にIWGP世界ヘビー級王座を奪い、1.4東京ドームはチャンピオンとして立ちたい」と宣言。これが実現し、悲願の初戴冠へ大きなチャンスを掴んだ。
一方、現IWGP世界ヘビー級王者ザックはG1準決勝でTAKESHITAに敗れており、神戸で防衛に成功すれば、両国ではリベンジマッチの構図となる。
しかし成田も侮れない。G1·Bブロック最終戦でTAKESHITAに敗戦を喫しており、ザックから王座を奪えば、両国では初防衛戦の相手としてTAKESHITAを迎え撃つ展開となる。
両国大会は、来年1月4日『WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム』の主役を決める大一番。はたしてTAKESHITAを迎え撃つのはザックか、それとも成田か。そして、新王者は誕生するのか。熱狂必至の王座戦から目が離せない。
記事/ミライカ