
戦ってみた今成の印象に関して、望月は「タッグマッチだったんで、そんなに長い時間戦ってなかったんですけど、スタイル的には好きなタイプ。がたいもよくて蹴りがいがある体をしてて、顔も迫力がある。だからバチバチやれるんじゃないかって。お互い敬意をもって、戦い合って、内容で見せる。今の時代とは違うのかもしれないですけど、そういう戦いを受け入れてくれる土壌がガンバレ☆プロレスにはあるなって。4月の後楽園に出たときも思ったので。テメエコノヤローみたいな言葉を使わずとも、ガッチリ内容で、すがすがしい試合をして勝ちたいなと思ってます」と話した。
他団体にベルトが流出するリスクがあるが、今成は「至宝が流出するみたいなリスクは、団体内の選手と戦ってもリスクと思ってるので。今このベルトを体現するのは僕だと思うんで。身内の選手に明け渡すことがあっても、それは僕にとっては流出なので。このSOG世界無差別級の精神性を歩んでいけるのは僕だと思うんで。団体内がどうとかじゃなく、僕が持ち続けなければいけないと思ってます。ドラゴンゲートからの刺客という意味では、今まで以上に一番ハイリスクなのかもしれません」と述べた。
「ベルトを獲った暁に戦いたい選手はいるか?」と問われると、望月は「今現在獲った後のことは考えてないです。誰の挑戦でも受けるというのが、当然の筋道だと思います」と回答。かたや、「防衛した後の挑戦者は考えているか?」と問われた今成は「全く考えてないです。100%、望月さんに向いてます。望月さんのことを考えて、望月さんのために練習して、残り1週間過ごします。それ以降のことは考えていません。でも、この気持ちがうれしいです。この気持ち、余裕がないんです。望月さんのことで頭がいっぱいです」と答えた。