
――KONOSUKE TAKESHITA選手や遠藤哲哉選手、MAO選手の他団体での活躍、それに樋口和貞選手や上野勇希選手などディーノ選手の下の世代が頑張ってDDTを盛り上げています。それを肌で感じたと言うことでしょうか?
ディーノ:うん。その辺りかな。引いていたと言えば引いていた気もするし…わからない。ちょっと自分の中でモヤモヤしていた。諦めのような部分もある。
――2021年4月11日後楽園で、当時KO-D無差別級王者の秋山準選手に挑戦した時のディーノさんはDDTを背負っていましたよね?
ディーノ:あの時は背負っていましたね。
男色ディーノ・独占インタビュー「DDTの本流vsプロレスの本道!」
――あの時の表情と昨年の顔つきは変化した気がします。
ディーノ:なるほどね。そこが生き急いでいるように見えているのかもしんないけど…
人生って面白いもんで、生きていたら生きているだけ新しいものがやってくる。今は、それに一個一個向き合っている感覚かな。
――それを私が「生き急いでるように感じた」のですね。
ディーノ:そうかも。ただ、そこの期間を引き延ばすこともできるんですよ。これまでは無意識にやっていたのかもしれない。
今は目の前にやってくるものに毎回全力で向き合っている。そしたら、その都度新しいものがやってくる感覚ですね。