【新日本 邪道#1】邪道が語るプロレス原体験「タイガーよりキッドに魅了された」

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デビューはオランダ、ジェラルド・ゴルドーに声をかけられた

――デビューは19893月、オランダでしたね。なぜオランダで?

邪道:ジェラルド・ゴルドーって人がたまたま日本に来て、自分らの練習見て、「面白そうだね」みたいな話になったんですよ。それで「今度格闘技の祭典があるんだけど、出てみる?」と声をかけられて。

――その頃はどこで練習されていたんですか?

邪道:東京・西馬込にあった「マニアックス」っていうプロレスショップの地下にリングがあったんです。そこで、いわゆる”あてのない練習”をしてました。

――”あてのない練習とは、デビューが確約されているわけでもなく、とにかくプロレスの力を磨いていたと?

邪道:そうです。受け身も全部やって、「なんとかなるかな」と思いながら前向きに練習してましたね。

――そこに、ゴルドーから声がかかって、オランダでプロレスラーとしてデビューされた。対戦相手は誰ですか?

邪道:モンキーマジック・ワキタ選手(現:スペル・デルフィン)です。それと、相撲の試合も一つ行いましたよ。

――相撲ですか⁉︎

邪道:ええ、『日本人だから』という理由だったのでしょうね。マニアックスの方がテレビ朝日の衣装部に顔の効く方で、“まわし”を借りてきてくださり、それを着けて相撲も行いました。

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