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師匠はアポロ菅原さん、プロレスの基本を教わった
――TPGに入った当時、トレーナーはどなたでしたか?
邪道:アポロ菅原さんです。自分にとっては師匠ですね。プロレスの身体作りの基本を、菅原さんからしっかり教わりました。
――もともと体力には自信があったと思いますが、プロレスに必要な基礎を積み上げるのは大変でしたか?
邪道:いやぁ、まず菅原さんにへし折られました。自分が「これくらいかな」と思ってた範囲を、完全に超えたことをやらされましたから。
スクワット1000回なんて、あれはもう“基礎の基礎”なんですよ。プロレスはそこからなんです。
――スクワット1000回が「基礎の基礎」なんですね!過去のインタビューでも「スクワット1000回は根性論だ」とおっしゃっていました。
邪道:根性論ですよ、完全に。でも、それでプロレスラーになれるかどうかのふるいにかけてるんです。
よく「獅子は我が子を谷に落とす」って言いますよね。プロレスも昔はそういう世界だった。そうやって残った人間だけが、プロとしてやっていく厳しい世界なんです。