日本ハムの二軍本拠地がついに北海道に。千葉県鎌ケ谷市からの移転に伴い、北広島市の近隣地域が候補そして誘致へ

日本ハムがついにファーム拠点も北海道に移転か(画像はイメージ)

26日、日本ハムは二軍の本拠地を千葉県鎌ケ谷市から北海道へ移転する方針を固めたことが明らかになった。7月上旬にも会見で正式発表される模様。

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時期は2030年ごろを見込んでおり、移転先はこれから選定される。これに伴い、エスコンフィールド北海道のある北広島市に近い市が誘致に前向きな反応を示した。

特に江別市は早速動き出しており、「期成会」を発足し議論を重ねているという。その他にも恵庭市や千歳市、苫小牧市なども候補地として挙がった。

昨年から一部報道にもあった移転構想話がいよいよ現実味を帯びてきた。

現在二軍の本拠地である鎌ケ谷スタジアムは1997年に竣工され、もうすぐ30年を迎える。そのため設備の老朽化がかねてから指摘されており、整備が急務の状態だった。

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また竣工当時は東京ドームが一軍の本拠地だったが、04年から北海道に移転。一軍と二軍の距離が離れているため、昇格や抹消となった場合の移動や連携にも支障が発生してしまう。

NPBではファーム球場の建設移転が次々と決まっている。今年3月には東京都稲城市に「ジャイアンツタウンスタジアム」が巨人の新ファーム本拠地としてオープン。

ヤクルトが戸田市から27年に茨城県守谷市へ、ロッテもさいたま市から千葉県君津市に移転が決定している。

3球団とも拠点を置く地域との連携を深めていく予定で、スタジアムを活用したまちづくりなども行うとされている。

そのため、日本ハムも移転先でボールパーク化を進めるのではないかという期待も高まっている。

北海道移転後は地域密着を推し進め、23年に開業したエスコンフィールドで展開されている数々の取り組みは、野球界にとどまらずスポーツ界におけるモデルケースとして参考にされている。

日本における球場周辺のまちづくりにおいては先駆者とも言える日本ハム。ファームにおいてもどんな革命をもたらしてくれるのか。ファンの想像は早くも膨らんでいる。

記事/まるスポ編集部

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