昨年6月10日後楽園、DESPE-invitacional(デスペ・インビタショナル)でタッグで対戦したドラゴン・キッド(左)とエル・デスペラード(右)

6月29日、愛知県体育館にて「TANAHASHI JAM~至(いたる)」が開催。第4試合では、DRAGON GATEのドラゴン・キッドが新日本マットに登場し、エル・デスペラード、YOH、マスター・ワトの本隊ジュニアとチームを結成。HOUSE OF TORTURE(H.O.T)のSANADA、SHO、DOUKI、金丸義信と8人タッグマッチで対戦した。

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先に登場したのは、7.6後楽園でIWGPジュニアタッグ王座戦を控えるYOH&ワト。YOHは「宮城米」と書かれた米俵を担いで登場。その中には、現王者SHO&DOUKIから奪ったIWGPジュニアタッグのベルトが収められていた。

米俵の中にIWGPジュニアタッグのベルト

続いて、愛知県東海市出身のキッドは、デスペラードと肩を並べてリングイン。地元ファンから大きな声援が飛ぶ中、SHOがマイクで挑発する。

「お前よ、俺のベルト獲っといて変なヤツ連れてきてんじゃねえぞ。愛知県にはよ、こんなオンボロな体育館しかないのかよ。今日で終わりなんだろ?だったら愛知県の大会も今日で終わりでええやないか。何にでも味噌ばっか塗りやがって。あんなのウ〇コやろうが!」

巻き込まれた解説席のミラノコレクションA.T.氏

暴言と同時にH.O.Tが奇襲を仕掛け、試合開始。キッドはDOUKIの攻撃をさばき、華麗なコルバタとニードロップで反撃。デスペラードとの連携でDOUKIを捕らえるも、SANADAが乱入してキッドを場外へ連れ出すと、解説席のミラノコレクションA.T.に叩きつける暴挙を見せた。

リング上ではH.O.Tが執拗にデスペラードの背中の傷を狙い、金丸が足4の字固め。キッドが救出に入るも、またもSANADAがミラノコレクションA.T.へ叩きつけ巻き添えに。場外戦の混乱が続く中、デスペラードがYOHにタッチ。YOHはDOUKI、金丸に連続ドラゴンスクリュー、さらにSANADAにパラダイスロック返しを決め、SHOと激しい攻防に突入する。

YOHはSANADAに”掟破り”のパラダイスロック!

金丸がウイスキーミストを狙うが、YOHがトラースキックで阻止。続けてDOUKIの鉄パイプ攻撃、SANADAのギター乱入もかわして同士討ちを誘う。さらにキッドとデスペラードが加勢し、H.O.T勢を場外へ排除。キッドはエプロンにいるSHOに619(シックスワンナイン)、続けて場外のH.O.T勢へ華麗なムーンサルトを炸裂させた。 

最後はYOHのファルコンアローと、ワトのミドルキックの合体技で金丸を沈め、勝利を掴んだ。

試合後もSANADAとキッドが揉める中、今度はキッドがSANADAをミラノコレクションA.T.に叩きつける逆襲。場内は「ミラノ」コールに沸いた。

キッドとデスペラードは肩を組んで花道を引き上げ、愛知のファンに強烈な印象を残した。

記事/ミライカ

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