
5月25日、後楽園ホールで「KING OF DDT 2025 FINAL!!」が開催され、セミファイナルでDDT UNIVERSAL王者・鈴木みのるが男色ディーノの挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。
試合はディーノが黒のショートタイツ姿で挑み、途中で男色スタイルに戻るなど、”男色ワールド”を展開。だが最後は鈴木がスリーパーホールドからゴッチ式パイルドライバーでディーノを沈め、勝利を収めた。
試合後、ディーノがリングを後にすると、突如青木真也が登場。観客がどよめく中、「俺は…いや、俺たちはいつまでも鈴木みのるに強い顔させしてらんねんだよ!」と語り、挑戦をアピール。
すると鈴木は「次、誰が来んのかと思ったら、とんでもねえのが来たな…」とコメントし、リング上に青木を招きガッチリと握手、7月13日後楽園でのDDT UNIVERSAL戦が決定。「てめえらが見たことないやつを見せてやる!」と言い放ち、リングを後にした。

鈴木はコメントブースで「最後に青木が来たな。青木よ、“鈴木みのるのプロレス”、多分、お前の人生の中でなかっただろう。思いっきり心の底から“鈴木みのる”を楽しめ!ぶちこんでやる!」と挑発し、「新しい刺激いいね。次から次へと。いいじゃねえかよ、すげえのが。DDTまとめてかかってこい」と語り控え室へ。

一方、青木は「挑戦します。いつまでも鈴木みのるにセンターに座らせていられない。今センターに座り続けていられるのは我々の不甲斐なさだと思います。なんとしてでも鈴木みのるに勝ちたいですね」と宣言。
さらに記者に鈴木の印象を問われると「掴みどころのない相手。1番強いところをぶつけたいですね」と語り、7月13日の後楽園ホール大会でのタイトル戦が決定した。
<インフォメーション>
6月29日(日)東京・後楽園ホールで「KING OF KINGS ~嵐の6月決戦~」が開催。詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
写真/DDT プロレスリング