8.9高崎大会を前に、額を突き合わせる大岩(左)とジェイク
8日、新日本プロレス横浜武道館大会で、『G1 CLIMAX 36』Aブロック公式戦を翌日に控える大岩陵平とジェイク・リーが前哨戦で激突。かつてNOAHで同じ時代を過ごしながら一度もシングルで交わらなかった2人が、いよいよ新日本のG1で初対決を迎える。
この日のジェイクは仮面もピエロメイクも封印し、NOAHでG.L.G(※ジェイク・リーがリーダーになって結成していたユニット。Good Looking Guys)を率いていた当時を思わせるコスチュームで登場。ゴング前から大岩がジェイクに歩み寄り、至近距離でにらみつけた。
先発でも両者がぶつかると、ジェイクがショルダータックルで倒せば、大岩もヘッドロックやアームドラッグで応戦。互いに意識をむき出しにしながら譲らず、翌日のシングル戦を前に静かな火花を散らした。

終盤は大岩とハートリー・ジャクソンの連係で攻め込み、最後はジャクソンがゼイン・ジェイをデスバレーボムで仕留めて勝利。試合後も大岩とジェイクは額を突き合わせ、激しくにらみ合った。
バックステージで大岩は、NOAH時代を振り返り「俺とジェイク・リーは、期間はかぶってたけど、シングル1回も闘うことなかった」と明かした。さらに当時、ジェイク率いるG.L.Gに誘われながら握手を拒否した過去にも触れ、「お前とあの時、握手しなくてよかったと思ってる」ときっぱり言い切った。
その上で「俺が勝てば俺の道、間違ってなかったと証明できる」と決意を表明。かつて差し出された手を取らず、自ら選んだ道を歩いてきた大岩にとって、翌日の一戦はその選択の答えを出す戦いでもある。
一方のジェイクも「大岩、ありがとな。お前のおかげで、忘れてたもの思い出したわ。そうだったわ。プロレスって、こうだったわ」と笑みを浮かべ、「明日やろうぜ」と短く呼びかけた。
