借金20で休養とささやかれた井上監督は今後も指揮を執る(写真はイメージ)
現在借金19で最下位と低迷を続ける中日。交流戦最終カードだった12日の日本ハム戦後、井上一樹監督と加藤球団社長・朝田球団本部長と3者会談が行われた。
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この日敗れた中日は12球団最速の40敗、5年連続の交流戦負け越しが決定。さらに翌日も敗れ95年以来31年ぶりの63試合目で借金20という、記録的なペースで敗戦を重ねてしまっている。
この3者会談の後、朝田本部長が「あした(試合が)終わってから話します」と語ったことから、“井上監督休養”の文字がネット上を騒がせた。
しかし、蓋を開けてみれば井上監督続投を表明。朝田本部長は「まだ諦めていません。補強など選手がパフォーマンスを発揮できるようサポートします」と涙ながらに述べた。
これを聞いたファンは「休養じゃないのか」「三木監督(楽天)は(借金)15で休養になったぞ」と投稿するなど、予想とは反した展開に驚いた反応も数々見られた。
交流戦開幕直後こそ楽天を相手に3連勝を飾るなど4連勝で復調の兆しを見せたが、その後瞬く間に失速。借金はさらに膨らみ、浮上の兆しは見えてこない。
開幕前の前評判は高くAクラス予想に置く評論家も多くいたが、シーズンに入ると、主力野手陣に故障者が相次いだ。
投手陣では特にエースと期待された髙橋宏斗が1勝6敗で防御率は4.86。1日に出場選手登録を抹消、無期限で2軍調整を言い渡された。
再び一軍復帰を目指す中、髙橋は14日の西武戦(カーミニーク)では高卒新人の横田に本塁打を浴びるなど4回5安打6失点。指揮官もそれを聞き「心配だね」と落胆を隠さなかった。
かねてから“借金15”が休養ラインと目され、それを超える20まで到達したが続投となった井上中日。
当時の高木守道監督が途中休養し、徳武定祐ヘッドコーチや島野育夫二軍監督の2人が監督代行を務めるなど混迷した95年は、50勝80敗と借金30で勝率.385。
試合数の違いはあれども現時点での勝率がさらに低い.349であることから、深刻さを覗かせる。
今日からのリーグ戦再開に向けて巻き返しを誓った井上監督だが、逆風は結果で跳ね返すしかない。
記事/まるスポ編集部
