阪神・森下翔太が土曜日の試合で退場になった(写真はイメージ)
阪神の森下翔太外野手が6月6日の楽天戦(甲子園)で球審への暴言により退場処分を受けた。プロ4年目で初の退場となり、翌7日にNPBから厳重注意と制裁金10万円の処分が科された。
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問題の場面は5回裏2死一塁。阪神が立石の先制打で1点を奪った直後だった。打席に入った森下は、楽天・早川隆久が投じた内角球や外角低めの球に対するストライク判定に不満を示す様子を見せた。
カウント1-2から空振り三振に倒れると、ベンチへ戻る途中で真鍋勝已球審に抗議する。両者のやり取りが続く中、真鍋球審は「それ以上言うな」と警告したが、森下がさらに発言を続けたため退場を宣告したという。
試合後、真鍋球審は具体的な発言内容については明かさなかったものの、「一度警告した。それでも続いたので退場にした」と説明している。
森下は試合後、「特に話すことはありません」と短くコメント。藤川球児監督は「きっちり収めていきたい」と話し、詳細を語ることはなかった。
今季の森下は3月のWBC日本代表にも選出されると打率.280、14本塁打、32打点を記録。本塁打はリーグ2位、打率と打点もリーグ上位に位置するなど、球界を代表する打者となっている。
なお、選手による危険球以外での退場は近年では珍しく、NPBでは2022年に当時ロッテのレアードが球審への暴言で退場となって以来のケース。阪神では20年10月24日サンズ以来だった。
阪神では坂本誠志郎捕手がこの件について言及。「審判の方がいて、野球というのは成立する」とリスペクトを送り、森下の性格を理解した上でこう続けた。
「お互い人間がやっているので、感情が動いている中でグッとこらえる場面も必要だと思う。何とか、本当にもっと早く止めてやれば良かったと思う」
なお、翌日の情報番組では落合博満氏と中畑清氏もこの話題について語った。
落合氏は、「選手は審判との付き合い方をどう考えるかです。1回ストライクと言われたものに、不服だから表情に出すのは非常にマイナス。選手は審判とどうやって向き合うかということの大事さを忘れている」と見解を述べた。
一方中畑氏は、「ジャッジに対して、ストライク、ボールは変わるわけないんだから、それはやっちゃダメ。森下くんはもう少し対
応の仕方を、球界を代表する選手なんだから、もう少し礼儀を学んで欲しい」と成長を促した。
近年見ることの少なくなった退場劇だが、阪神という屈指の人気球団で球界を代表する若きスターだけに、その振る舞いは改めて影響の大きなものになった。
記事/まるスポ編集部
