約1ヶ月ぶりに一軍復帰するも敗れ、即二軍降格が決まった(写真はイメージ)
日本ハムの有原航平投手が一軍復帰するも7回4失点で敗戦投手となった。
日本ハムに復帰した有原航平が直面する現実 4試合中3試合が5失点以上と、最多勝を獲得した昨年までとは遠い姿に
30日の巨人戦、本拠地エスコンフィールドで先発した有原は「とにかく勝てるように頑張りたい」と話していた通り、復活への第一歩を懸けた登板だった。
しかし立ち上がりから巨人打線に捕まった。初回に先制点を許すと、2回にはキャベッジ・岸田行倫に2者連続本塁打を浴びるなど失点を重ねた。4回から持ち直すも、3回までに4点を奪われ試合の主導権を早々と渡してしまった。
試合後「勝ちに導けなかったことが全て」とコメントし、「低めに投げられたと思うし、ああいうピッチングを序盤からしなければいけない」と自らを責めた。
早くも5敗目を喫し、防御率は7.34となった右腕に対して新庄監督は即二軍降格を明言。「いい時の有原くんに早く戻ってもらわないと。彼にやってもらわないと優勝はない」と再調整を促した。
6年ぶりに復帰した右腕には大きな期待が集まっていた。昨年までソフトバンクで2年連続最多勝にも輝き、伊藤大海と“連続最多勝コンビ”として優勝へのピースとして勝利を重ねるものと思われていた。
しかし今季は開幕から苦しい投球が続き、本来の姿を見せられずにいる。
復帰初登板は開幕3戦目のソフトバンク戦。昨年までに在籍した相手に対しては6回7失点。その後も登板すると序盤に大量失点を重ね、4月26日のオリックス戦では3回途中8失点でKO。
翌日に登録抹消となり、二軍での再調整を余儀なくされた。本人も「このままではダメ」と危機感を抱きながら、自身の投球を見つめ直してきた。
イースタン・リーグでは3試合登板し、いずれも5イニングずつを投げ防御率1.80と状態を上げたことからこの交流戦で登板機会を掴んだ。
しかし指揮官が「結果が全て」と語った通り、序盤で失点を重ねてしまう傾向は未だ改善されなかった。
1日で鎌ケ谷へと逆戻りになった昨年の最多勝右腕。チームも開幕前は優勝候補筆頭と目されながら借金2で4位と苦しんでいる。日に日にSNSなどで風当たりが強くなっているだけに、再び一軍のマウンドに戻るべく調整がスタートする。
記事/まるスポ編集部
