元ホストの肩書きを持つ宮城出身の愛澤No.1
令和のプロレス界にシャンパンコールを響かせる異色のレスラーがいる。元ホストという型破りな経歴を持ち、一度は怪我でリングを離れながらも不屈の闘志でカムバックを果たした愛澤No.1だ。そんな彼にとって2024年5月、全日本プロレスの「北斗軍」加入が大きな転換点となった。主戦場は地元・東北から一気に全国区へと広がり、かつてない充実期を迎えている。華やかなパフォーマンスの裏に秘めた、ユニットへの忠誠心とベルトへの渇望。そして6歳の少年に夢を与えた「始まりの地・塩釜」への恩返しとは…(取材・文/大楽聡詞)
◼️全日本プロレス参戦で激変したプロレス人生
――“北斗軍”に加入して、まもなく2年ですね。
愛澤:2024年5月3日の全日本プロレス仙台大会で加入し、自分のプロレス人生は劇的に変わりました。
――宮城を拠点に活動されているイメージが強いです。
愛澤:自分は運が良いというか、色々な巡り合わせやご縁をいただいて、今があると思っています。これまでのキャリアとは全く違う世界ですね。
――全日本に参戦してみて、ご自身の「プロレス観」や、業界内での立ち位置に変化は感じますか?
愛澤:すごく変化を感じています。知名度が上がったことはもちろんですが、これまで自分に興味を持っていなかった方々が「面白いね!」と言って試合を観に来てくれるようになった。これは以前とは決定的に違う部分です。
――活動の幅も、東北地方から一気に全国区へと広がりましたね。
愛澤:これまで仙台など地域密着でのプロレス参戦が中心でしたが、北斗軍に加入してから後楽園ホールはもちろん、沖縄や岐阜など、今までは考えられなかったような土地の大会にも参戦させていただいています。本当に全日本プロレス、そして北斗軍に感謝しています。
