2,7大阪、ワンダー王者・小波に挑む壮麗亜美。ワンダータイトル挑戦は自身3度目
2月7日、エディオンアリーナ大阪。女子プロレス団体「STARDOM」の至宝の一つ、ワンダー・オブ・スターダム選手権(白いベルト)を巡る戦いが、かつてない熱を帯びている。
挑戦者は壮麗亜美(God’s Eye)。迎え撃つは漆黒の悪のユニット『H.A.T.E.』のテクニシャン、小波。この一戦は単なるタイトルマッチではない。裏切り、屈辱、そして自分自身の存在証明を懸けた壮麗亜美のリベンジ・ロード最終章である。
「攻略できない自分への怒り」視界を奪われた日々
物語の始まりは2025年6月の代々木競技場第二体育館。約一年に及ぶ長期欠場という暗闇を抜け、ようやくリングへ帰ってきた壮麗。だが、そこで待っていたのは、かつての盟友・小波による非情な「洗礼」だった。
小波は、共闘を誓ったはずのユニット「God’s Eye」を裏切り、悪に染まった。復帰戦のリングで壮麗の顔面に吹き付けられたのは黒いスプレー。以来、壮麗は何度もこの「霧」に視界を奪われ、煮え湯を飲まされてきた。
「スプレー攻撃に対しての怒りというより、それを攻略しきれない自分自身に腹が立つ」
壮麗は静かに語る。卑劣な手段に屈し続けてきた自分への苛立ち。その屈辱を晴らす唯一の道として、彼女の視線は今、小波の保持する「白いベルト」へと真っ直ぐに向けられている。この王座奪取こそが、彼女を突き動かす最大の原動力なのだ。
