1.4東京ドームに登場するケニー・オメガ(左)とウィル・オスプレイ
31日、新日本プロレスは来年の1・4東京ドーム大会で行われる「棚橋弘至引退セレモニー」に、AEW所属のケニー・オメガとウィル・オスプレイが来場することを発表した。
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ケニーと棚橋といえば、“イデオロギー闘争”が象徴的だ。ファイトスタイルと価値観を巡る激しい舌戦の末、2019年1月4日の東京ドーム大会でIWGPヘビー級王座を懸けて激突。王者ケニーを破り、棚橋が王座を奪取した一戦は、新日本マット史に残る名勝負となった。
その後、ケニーは新天地AEWへと戦場を移したが、昨年、新日本プロレス本社を訪問し、社長となった棚橋と再会し「和解」を果たしている。
一方、オスプレイも棚橋と数々の記憶に残る対戦を重ねてきた。2019年の『G1 CLIMAX 29』日本武道館大会では、IWGPジュニア王者だったオスプレイが棚橋に勝利し、大きなインパクトを残している。昨年AEWへ移籍したが、新日本在籍時から棚橋を「新日本プロレスを復興させた存在」と公言し、敬意を隠さなかった。今回の来場はオスプレイが抱き続けてきた深いリスペクトの証に他ならない。
棚橋弘至のキャリアを語るうえで欠かせない2人が最後の舞台、1・4東京ドームに姿を現す。
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