プロ野球独立リーグの香川オリーブガイナーズは、香川県が主催する『じんけんフェスタ2025』に参加。パラスポーツの「ボッチャ」を通じて、心のバリアフリーを広める活動を実施した。
ボッチャで体験「誰もが主役」の社会
12月6日、高松市内の会場で川上起平選手と平野晴海選手がイベントに登場。パラリンピックの正式種目「ボッチャ」の啓発活動を実施した。
ボッチャは体の能力や年齢に関係なく、誰もが同じ立場で競い合える公平さが魅力のスポーツだ。選手たちは、ボッチャを通じて「勝ち負け以上の価値」や「お互いの違いを認め合う大切さ」を県民に訴える。
プロ選手がパラスポーツに触れることで、多様性を自然に受け入れる社会の実現を後押しした。
社会貢献への挑戦
香川オリーブガイナーズは、ただ野球で勝つだけでなく地域社会の困りごとを解決することを最も大切にする社会貢献型の球団を目指している。今回の人権週間に合わせ、スポーツを通じて人権を尊重し合う活動を加速する戦略を示した。
球団の哲学である「違いは、壁ではなく扉」というメッセージを、地域の人たちに直接伝える取り組みとして、プロチームの影響力を使い多様な人々が共に生きる社会づくりに積極的に投資する方針だ。
記事/まるスポ編集部
