
9月27日、スターダムの後楽園ホール大会「STARDOM in KORAKUEN 2025 Sep.」のメインイベントで、ワールド・オブ・スターダム王者の上谷沙弥とストロング女子王者のAZMによる両王座をかけたダブルタイトルマッチが実現。団体の未来を占う一戦は、壮絶な死闘となった。
地上波23年ぶり快挙!『ラヴィット!』で女子プロレス生中継、上谷沙弥が夢実現!
26日、情報番組『ラヴィット』への出演で、23年ぶりに女子プロレスが地上波生放送で届けられたばかり。連戦となる上谷だが、その表情に疲労の色は一切見えない。
ゴング直後、両者はリング中央で激しいエルボー合戦を展開。しかし、セコンドの吏南がAZMの足を引っ張り、そのまま激しい場外戦へ。両者は南側の通路で激しくやり合う。上谷はAZMを後楽園南側の壁に叩きつけるなど、感情を露わにしたラフファイトで応酬し、先にリングに戻る。

AZMは得意のスピードと関節技でワールド王者からリードを奪いにかかる。激しい張り手の応酬の後、場外の上谷へ鉄柱越えのプランチャーを敢行。さらに腕固めで上谷の腕を徹底的に攻め立てる。ダイビングフットスタンプを投下するも上谷はカウント2で執念のキックアウト。
上谷はロープブレイクで腕固めを逃れると、ロコモーション式フィッシャーマンズ・スープレックスからフィッシャーマンズ・バスターで一気に形勢逆転を狙う。AZMも負けじとカナディアン・デストロイヤーから“あずみ寿司”を繰り出すが、カウント2。
上谷は旋風脚、スピンキックと立て続けに蹴りを叩き込み、追い打ちの旋風脚。そして”スタークラッシャー”、会場中が3カウントを確信したが、AZMはカウント2で跳ね返す。