15日、新日本プロレス北海道・登別大会が開催。メインイベントでは「棚橋弘至ファイナルロード～縁（えにし）」として、棚橋弘至＆エル・デスペラード＆田口隆祐と矢野通＆真壁刀義＆本間朋晃が対戦。1本目が6人タッグマッチ、2本目がタッグマッチ、3本目がシングルマッチという3本勝負に臨んだ。
入場時、矢野がかつての金髪で登場すると会場は大歓声。真壁＆本間と組んだ“復活G.B.Hトリオ”は1本目から荒々しいファイトを展開。真壁がチェーンラリアットで田口を沈めると、最後は矢野が鬼殺しで叩きつけ先取点を奪った。
続く2本目は、棚橋＆デスペラードが待ち構えるなか突如テーマ曲が流れ、G.B.H時代の矢野のタッグパートナー“飯塚高史”がサプライズ登場。矢野がマイクを握ると「オマエらよく聞け！タッグマッチはオレと飯塚だ、バカヤロー！」と宣言。
場内が騒然となる中、飯塚は会場中を大暴れしリングイン。暴走モード全開でデスペラードを蹂躙すると、最後は飯塚の代名詞であるアイアンフィンガー・フロム・ヘルをデスペラードに突き刺し、レフェリーがゴングを要請。デスペラードの反則勝ちで棚橋組が1本を取り返し、勝負は1-1のイーブンに。
勝負の行方は棚橋と矢野のシングルマッチに託された。序盤は矢野が場外戦や傘攻撃、さらにはハサミを手に“バーバー矢野”が降臨。会場がヒートアップする中、棚橋はスリングブレイド、ツイスト＆シャウト2連発で一気に流れを引き寄せ、最後はハイフライフローで矢野を沈め、棚橋組が2-1で勝利を収めた。
試合後、矢野は登別に続き室蘭観光アンバサダー就任を電撃発表。そして最後は棚橋の「会場のみなさ〜ん！愛してま～す！ヤノ・トオ・ルー！」で大会を締めくくり、観客に笑顔と感動を届けた。
記事／ミライカ
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