
15日、新日本プロレス北海道・登別大会で、9.28神戸大会のIWGPタッグ王座前哨戦・6人タッグマッチが行われ、“K.O.B”のYuto-Ice&OSKARに石森太二が加わり、王者組の石井智宏&タイチ、TAKAみちのくと激突した。
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ゴング前から石井がIceへラリアットを放ち、開始早々から火花が散る展開。続いてタイチがOSKARにステップキック、さらにバックドロップを狙うが、切り抜けたOSKARは旋回式ボディスラムで流れを引き戻し、石森もタイチに顔面かきむしりやニードロップで攻め込んだ。

中盤はIceと石井がエルボー合戦で真っ向勝負。互いにブレーンバスターを放ち合い、意地の攻防を繰り広げる。
終盤、TAKAが石森にスーパーK。さらにIceにもスーパーKを見舞い、みちのくドライバーIIを狙うもIceが回避。最後はK.O.Bの合体技“K.O.B”が炸裂し、IceがTAKAを押さえ込んで勝利した。

だが試合後も闘いは終わらず、Iceと石井が額を突き合わせて睨み合い。Iceがツバを吐きつけエルボーを連発すると、石井は怒りのヘッドバット。OSKAR対タイチも加わり、場外へなだれ込む大乱闘に発展した。
ヤングライオンが割って入っても両軍はなおも打ち合い、Iceが石井をダウンさせると、OSKARもストンピングを連打。セコンド陣がようやく引き離すと、K.O.Bは不敵な表情を浮かべリングを後にした。

バックステージでOSKARは「タイチ、石井、お前らのケツをぶっ飛ばしてやるぜ。全力出して来いよ!」と挑発。
Iceも「最高だな、こういうのがやりてぇんだよ。生の感情をさらけ出したプロレスがよ」とコメント。

一方の石井は「喧嘩もいいけどな、プロレスはな、頭がねぇとな生き延びれねぇってことを嫌でも体感させてやるよ。俺らを誰だと思ってんだ⁉︎そのへんのレスラーと一緒にすんなよ」と警告。
タイチも「お前らとは経験が違ぇんだよ。とことんやったるぞ。神戸まで待つ必要もねぇぞ。どこでもやってやるよ!」と怒りを露わにした。
IWGPタッグ王座戦前に一触即発の両軍。神戸ではどんな結末を迎えるのか注目だ。
記事/ミライカ