
8月14日、東京・後楽園ホールにて『G1クライマックス35』決勝トーナメント進出決定戦が行われ、Bブロック3位のKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介)とAブロック2位のデビッド・フィンレーが激突した。両者は昨年7月以来の対戦。G1初優勝を狙う者同士、意地を懸けた一戦となった。
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TAKESHITAは前日のBブロック最終戦で成田蓮に勝利したものの、その試合で左足にダメージを負い、サポーターを着けて入場。
試合は序盤からフィンレーが主導権を握り、場外戦でのフェンス攻撃など荒々しい展開に。フィンレーはTAKESHITAの左足を集中攻撃し、レッグロックや変形レッグブリーカーで追い込む。

中盤、TAKESHITAは垂直落下式ブレーンバスターやコーナーからのダイビングセントーンで盛り返すも、フィンレーはTAKESHITAを断崖式パワーボムで打ちつけ、場外に設置したテーブルを真っ二つに。容赦ない攻撃が続く。
終盤、フィンレーのオーバーキルを回避したTAKESHITAはラストライドから”ワガママ”を決め、最後は必殺のレイジングファイヤーを炸裂。地獄のような激闘を制し、準決勝進出を決めた。

勝利したTAKESHITAは、8月16日有明アリーナでBブロック1位のザック・セイバーJr.と激突する。昨年G1覇者であり現IWGP世界ヘビー級王者・ザックを相手に、勢いそのまま真夏の頂点を狙う。
記事/ミライカ
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