【DDTプロレス 遠藤哲哉】“進化”を遂げ『D王GP』制覇誓う

――バク転には憧れますもんね~(笑)。ところでプロレスは勝つことも大切ですが、同時に観客を楽しませることも重要になってくると思います。この両立は難しいと思うのですが、遠藤選手はどのように考えてリングに上がっていますか?

遠藤最初の頃はリング上で対戦相手と向き合うだけでいっぱいいっぱいで、気持ちに余裕がありませんでした。でも最近は余裕も出てきて「自分が楽しめれば、お客さんも楽しんでくれる」ということが分かってきたんです。

お客さんを意識するよりは、自分が楽しんで良い試合をすれば、それがお客さんに伝わるなって。試合を通じて感じることができましたから。 

――年間100試合以上、毎試合、全力で戦うプロレスラーは体力作りが大変そうに思いますが、心がけていることはありますか?

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遠藤体力作りも大事ですが、試合中に自分のペースを掴むことも大切です。相手のペースに引き込まれると、必要以上に体力を失うことになるので。 ただもちろんトレーニングも重要で、僕の場合、基本的にウェイトを毎日2時間行います。

その中で有酸素運動を週2回行っているのですが、長時間のランニングだと体が慣れてしまうので、心拍数を上げるためにサーキットトレーニングを取り入れています。 ただ、試合終盤の攻防は心拍数とか気にしている暇はないので、限界突破して気合いで戦います!(笑)。 

――「最後は気持ち」みたいな部分はありますもんね(笑)。ちなみに、「試合前に◯◯は必ず行う」というルーティンはありますか?

遠藤必ずレッドブルを飲むこと、ですかね。理由としては、以前、しばらく飲み続けていて、たまたま飲まないで試合に出たことがあったんです。その時、技を失敗してしまって…(苦笑)。それからは試合前にレッドブルを飲まないと不安になりますね(笑) 

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